北京のウクライナ料理のレストランでリクエストして歌ってもらった「鶴」という歌。
リクエストすると席の前に来て歌ってもらえる。
ウクライナ料理の店ではあるが歌っているのはロシア人かもしれない。

北京のウクライナ料理の店で「鶴」を初めて歌って貰ったのは、2010年の
春節(旧正月)の時であった。この店では歌をリクエストするメニューがあって、
中国語で「鶴」と書かれた歌があった。鶴と書かれていても別の鶴の歌ではリクエストしても
無駄になるので、ロシア人歌手がいる控室まで行って、ロシアの「鶴」のイントロを歌ってみせた。
そうしたらダー・ダー(そうだそうだ)との答えが返ってきたので、リクエストして「鶴」を聴いた。
リクエストにはお金が掛かるので、聴きたくない歌では無駄になるからである。

そして今年(2011年4月)に再びこの店に行って動画を撮影してきたのである。
デジカメは動画も撮影できるものに買え替えて行った。
「鶴」の歌い方は2010年の時の方が、ハーモニーが付いていた合唱であったが
今年(2011年4月)の歌い方は殆どソロであった。
リクエストには一人で歌って貰うのと、6,7人のオールメンバー(他にアコーデオン二人の
伴奏が附く)で歌って貰うのとがあって、リクエストの値段が違うのである。
殆どソロの歌なら一人の歌をリクエストしたほうがよかったかな、なんて音楽的でない
ことを考えた。どちらがいいかというと合唱の「鶴」の方が良かったかもしれない。





次の歌は私がリクエストした歌ではなく、私の席の前でないので、
録画は良くない。しかし素晴らしいバスの声が入っている。

ロシア人の歌手達は初め民族衣装で、次はドレスで、最後には何故か軍服に
衣装を替えて歌ってくれる。私がリクエストした時間は夜の10時頃であったので
最後の軍服姿であった。

中国には遅くまでナイトライフを楽しむと言う習慣は無いみたいで
中国人は早くからレストランに来て8時頃になると早々に帰りだす。
北京でも外国人向けのレストランシアターなら遅くまでやっているのだが、
この店(キエフとい店)の客は殆ど中国人である。
私がリクエストした時間は中国人の客がかなり少なくなった時間帯だった。






歌をリクエストするのは難しい。歌のメニューがロシア語と中国語で
書いてあるからである。「アムール河」は中国語で黒竜江と知っていたので
リクエストできた。この歌はりクエストして歌ってもらったので
目の前で歌って貰えた。